DXを通じてブランド力活性化

DXを通じてブランド力活性化

我が社は、2018年12月からDX改革に乗り出しました。

きっかけは、社内SEが一名しかいないことに対する運用リスクでした。
運用・問い合わせ対応が集中したことで、夜間、休日での緊急対応が余儀なくされ、さらにIT依存度の高まりと、社員数の増加で今後のリスクがさらに増大しました。

そして、2025年問題への懸念も重なり、社内DXを推進するための「維新プロジェクト」を発足しました。
2019年は社内ヒアリングをメインに構想を策定し、2020年に基幹システム、2021年には営業支援システムを一新しました。

そして、今年はタレントマネジメントシステムを導入し、社員のパフォーマンスの可視化と蓄積してきた営業力を若手に伝えていくための環境整備をおこないます。

私はメインでこのプロジェクトを進めてきましたが、その中で改めて我が社の素晴らしさに気付くとともに課題も感じました。

まずは一般的にDXの一番のハードルであるとされる経営層が、自ら率先してDX推進を行っているという点は新しいことを始めるうえで支えになる素晴らしい点だと感じました。
反対に大きな課題だと感じたことは仕事のクオリティに部署や個人で大きな差があるということ。クオリティの高い部分を、我が社の基本とすることが出来たら、営業のみならず、誰もがハイパフォーマーになれると思います。クオリティの高い仕事が基本として定着すれば、必然的にブランド力活性化につながると確信しました。

DXはITを活用するイメージが強いですが、ITを使う人の「意識改革」だと思います。 
作業はITに任せて、人は「思考」、考える仕事をしていく環境を整えていきたいです。

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