僕が「日本で一番好きなところはどんな点ですか」と問われれば、真っ先に「四季があるところです」と答えると思います。
それは春夏秋冬、それぞれの季節に「日本の良さ」があると常々感じているからだと思いますが、特に僕は季節と季節の合間、季節が次の季節へと移ろい変わっていく様が大好きなのです
四季や、季節の移ろいを感じるものは、色々あると思います。
例えば、動物や昆虫、草花などの動植物で感じる事もありますし、また空気、風といったものの「体感的」な変化で感じる事もあります。
ただ僕はそういったもの以上に「季節」を感じるものがあります。
それは「日の長さ」です。
自分はいつも通勤に、毎日同じ電車に乗って通っています。
いつも決まった時間に同じ行動をしていると、毎朝の空の明るさの変化に気を留めるようになるものです。
僕はその「いつもと同じ時間、同じ景色の変化」、例えば徒歩の道すがらであったり、車窓風景であったりの明るさの違いにこそ、1年の時間の変化を感じずにはいられないのです
毎朝通る、品川駅高輪口です。
今の季節はご覧のようにすっかり明るいですが、つい何ヶ月か前までは、同じ時間でも真っ暗でした。
今朝の品川駅の青空は、きらきらと紫外線が目に沁み、その空気は「夏はもうそこまで来ている」という事を教えてくれています