相手のために、周りのために。

相手のために、周りのために。

近頃はテレビの生中継でスポーツを楽しむ私ですが、先日印象的なシーンを目の当たりにしました。

今開催中の高校野球、先日のある日の試合は朝から雨続きでした。

その結果、雨が上がるまで待つはずだった試合はコールドゲーム(天候不良などの理由により試合を途中で打ち切ること)となってしまい、9回を終えることなく勝敗が決まってしまいました。

とても残念な結末だったのですが、審判を務めた方の振る舞いがとても素敵だったんです。

天気とグラウンドのぬかるみだけを見て中止を宣告するのではなく、両チームのキャプテンを呼んで丹念に説明し、二人がベンチに戻っていく背中を見届けてからコールドゲームを宣告したのです。

打ち切りにせざるを得ない状況と、これで片方のチームは夏が終わってしまうという無念さ、それをキャプテンから聞かされる選手は勝った方も負けた方も辛いはず…様々な想いが球審の方にはあったのだろうと思います。

試合は残念な終わり方でしたが、その決断をするまでに見せた高校球児に対する完璧な振る舞いに、相手を想うことの大切さを再確認させられました。

どんな状況でも相手の立場に立ち、プロとして最高の振る舞いと仕事でお客様に貢献し続けていきたいと思います!

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